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オリジナル麻雀コラムNO.2

人気麻雀ブログを作るには!?
福地誠

(5)文章の上手さは重要か?

文章が上手いことはそれほど重要じゃないですね。まったく関係ないとはいいませんけど、普通に日本語が書けるなら、根本的な問題じゃないと思います。よく、文章力がないから…としり込みしているケースは、その大半が文章力というよりも内容と姿勢の問題でしょう。

文章の上手さがストレートに問われるのは、「古川凱章の麻雀新撰組かけた男たち」みたいなブログなのです。こういうノンフィクション作家風の文章は、書くのも大変ですし、文章力の差が如実に出ます。でも、多くの人がブログで書く日記風の文章や、自分が感じたことを書く文章は、文章力とはいえない要素が大きいと思うのですね。

[古川凱章の麻雀新撰組かけた男たち]

じゃあ日記風のブログでは何が大事なのかというと、感じたことを言葉にする能力です。それって文章力とどう違うのよ?と言われそうですけど、多少違うと思うのです。しゃべる能力に近いのですね。

ノンフィクション作家風の文章というのは、別の表現にするならば、自分の外側を語る文章であり「外を語る文章」です。日記風のブログで書くのは「内を語る文章」です。「外を語る文章」は学校やビジネスの文章の延長にあるもので、「内を語る文章」は日常的なおしゃべりの延長にあるものです。

どちらか一方だけの文章というのは魅力がなく、両方が必要になります。たとえば、学校的な文章だけで書かれているのは、「初中級者のための麻雀何切る問題集」や「カツカレーうどん定食」などのブログですね。初中級者のための麻雀何切る問題集は、書いている六分儀さんが天鳳九段の強豪であるため、麻雀の問題集として人気ありますけど、読んで面白いものではなく、実用に特化した文章です。

[初中級者のための麻雀何切る問題集]
[カツカレーうどん定食]

逆に、おしゃべり系の文章だけで書かれているのは「麻雀虎の穴」や「田舎雀荘メンバーの低脳日記。」ですね。事実関係がよくわからず、率直に言ってしまうと「頭悪すぎだろ」と感じさせます。

[麻雀虎の穴]
[田舎雀荘メンバーの低脳日記。]


面白い文章には、両方の要素が必要です。まず「外を語る文章」で何がどうなったか(英語でいう5W1H)が書かれていないと話がよくわかりませんし、「内を語る文章」で感じたことを書いてもらえないと、共感できないし面白くないですね。

じゃあ両方をミックスすればいいのか? 残念ながらこれでも十分条件にすぎません。まだ「面白さ」や「魅力」の核に迫っていないのが大変なところですね。

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福地誠コラム目次
福地誠コラム
コラムの表紙
(1)小手先テクは有効か?
(2)出版業界でも同じ
(3)何を書くか?
(4)具体的な何か
(5)文章の上手さは重要か?
(6)痛さと魅力を両方出す
(7)どういうキャラで...
(8)人格を売り渡せ
(9)有利なのは若い人
(10)情報系ブログ
(11)最後に

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