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オリジナル麻雀コラムNO.2

人気麻雀ブログを作るには!?
福地誠

(7)どういうキャラでありたいか

これは一般論としては簡単でも、いざ自分のことになると、みんなものすごく過敏になります。叩かれないように伏線を張ったり条件を付けます。空気を読んでしまうのですね。しかし、空気を読むのは、みんなの仲間になる道であって、みんなの仲間というのは、言い方を変えるならその他大勢です。その他大勢に面白いブログが書けるわけがないのです。

ここで冒頭の営業活動の話につながりますが、みんなの仲間になって空気を読んでコミュニティの一員になる方向性と、孤高の道を行く方向性があるのですね。といっても、孤高の道だと思えるのは、自分で想定している「自分のキャラ」を守りたいからであって、叩かれるようなことを書いても、すぐにそういうキャラに移行します。つまり問題は、自分がどういうキャラでありたいかなのです。自分の殻を破って人気ブログを作りたいか、自分で想定する「自分のキャラ」を守っていきたいかですね。

たとえば、天鳳3級のヒゲショート君という人がいたとしましょう。「今日の振り込み」というタイトルで、毎日、振り込んだシーンの画像を貼って、「自分はいかにベストを尽くしたか。なのに不運が原因で今日も負けてしまったか。つの死ね!」と書いてたらどうでしょう。面白くないですか?

かなり強い人じゃないと戦術を語らない傾向がありますよね。「鉄雑魚すぐるwww」と書かれたくないからでしょう。でも、3級の人が自分は最強だと語っちゃダメなんでしょうか。そう、これは痛い人になることです。痛い人はかならず受けます。その逆に、痛い人扱いされず受けるのは難しいのです。

麻雀は勝ち負けがついて回るものですから、勝ったときは謙遜せず自慢したほうが面白いですし、負けたときも反省せずに復讐を誓ったほうが面白いですよね。つまり「いい人」にならないことです。身近に接するときは、いい人のほうがいいんですよ。でも、いい人の書いた文章はつまらないのです。面白いことを書くためには、少なくともブログでは、いい人をやめることです。本音の欲望に正直になることです。他人の突っ込みに対して、「釣れた釣れた」と論点をずらして防衛に走らないことです。

・叩かれることを恐れない
・自分のキャラを守らない
・痛い人扱いを恐れない
・いい人をやめる

どうでしょう。単純な文章の上手い下手よりも、こういうことのほうがずっと大きいのです。無茶を言っているでしょうか。

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福地誠コラム目次
福地誠コラム
コラムの表紙
(1)小手先テクは有効か?
(2)出版業界でも同じ
(3)何を書くか?
(4)具体的な何か
(5)文章の上手さは重要か?
(6)痛さと魅力を両方出す
(7)どういうキャラで...
(8)人格を売り渡せ
(9)有利なのは若い人
(10)情報系ブログ
(11)最後に

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